農学研究院と栃木県芳賀郡茂木町との地域連携に関する協定について
2024年9月26日
2024年9月12日(木)に、農学研究院と栃木県芳賀郡茂木町(もてぎまち)は、地域連携に関する包括連携協定を茂木町役場で締結しました。締結式には、農学研究院からは、船田 良 農学研究院長、吉田 誠 教授(副学長)、浅田 隆之 特任教授、茂木町からは古口 達也 茂木町町長、小﨑 正浩 茂木町副町長、栗田 誠二 茂木町農業委員会会長、茂木町職員が出席しました。また、協定に関する記事が、下野新聞に掲載されました。
本協定は、農学研究院と茂木町の緊密な連携と協力をもとに、茂木町の農林水産業の振興および自然の保全や脱炭素(カーボンニュートラル)等環境に配慮したまちづくりを実現し、さらに農学研究院が茂木町の豊かな農林水産資源、自然環境、教育施設を教育研究のフィールドとして活用するとともに茂木町の行政活動に資する教育研究を実施することにより、地域社会の活性化と人材育成に寄与することを目的としています。
栃木県の南東部に位置する茂木町は、東京都心から100㎞圏という地理的優位性、里山や棚田に代表される豊かな自然、城下町の面影を残す市街地、世界に誇れる「モビリティリゾートもてぎ(モータースポーツ)」、イチゴや柚子などの付加価値の高い果物や野菜の高い生産性、充実した設備の「道の駅もてぎ」、那珂川最大のやな場(鮎漁)、有機物リサイクルセンター(堆肥生産)などを有し、持続的発展の可能性が高い多くの資源?施設をもっています。
今後、農学研究院と茂木町が密接な連携と協力を行うことにより、地球環境変動下における農林水産業の持続的な発展、特にヘーゼルナッツなど新しい果実の導入による園芸作物の生産促進やユーカリなど早生樹の植林による新しい林業?林産業?バイオマス産業の創出と耕作放棄地など遊休地の高度有効利用などが充分期待できます。
(参考資料)
https://www.shimotsuke.co.jp/articles/-/964947
https://www.town.motegi.tochigi.jp/motegi/nextpage.php?cd=7801&syurui=2