工学府知能情報システム工学専攻1年の西穂孝さんが2025年度計測自動制御システム?情報部門学術講演会(SSI2025)「SSI研究奨励賞」を受賞
2025年12月4日
工学府知能情報システム工学専攻1年の西穂孝さんが、2025年11月14日に2025年度計測自動制御システム?情報部門学術講演会(SSI2025)「SSI研究奨励賞」を受賞しました。
■受賞名
「SSI研究奨励賞」
■受賞者
西 穂孝(にし ほだか)さん
工学府?博士前期課程 知能情報システム工学専攻1年
神奈川県立湘南高等学校2021年度卒業
指導教員等:工学研究院 先端情報科学部門 近藤 敏之 教授
■受賞概要
●テーマ:「零次法を用いた通信効率の高い連合学習手法の提案」
●内 容:本研究では、通信コストが課題となる従来の連合学習手法に対し、零次法を用いた手法 ZO-FedSGDを提案します。本手法は、モデルパラメータの代わりに乱数シードや評価値といった定数個のスカラー値のみを送受信することで、モデルサイズに依存しない効率的な通信を実現します。実験の結果、FedAvgに比べ最終精度は僅かに劣るものの、同精度達成に必要な通信量を約2?3桁削減できることを実証しました。
●受賞日:2025年11月14日
●参加学会等:2025年度計測自動制御システム?情報部門学術講演会(SSI2025)
https://www.sice.or.jp/org/SSI2025/award.html(受賞ページ)
https://www.sice.or.jp/org/SSI2025/ (学会ページ)