航空研究会が「第21回全日本学生室内飛行ロボットコンテスト」の複数部門で入賞
2025年12月1日
2025年9月26日(金)~28日(日)に開催された「第21日本学生室内飛行ロボットコンテスト」に「航空研究会 NoKoLAT」から13チームが出場し、うち6チームが入賞?受賞しました。また、一般部門においては3年連続で1位を、ユニーク部門においては5年連続でユニークデザイン賞を受賞することが出来ました。
■受賞概要
●一般部門
第1位/ベストパイロット賞 「Narval」
第2位 「Gull-1」
第12位 「爽籟」
第16位 「Apolia」
●自動操縦部門
第2位 「KsenosII」
第4位 「山茶花」
●マルチコプター部門
第2位 「D-Anteriore」
第5位 「reshellii」
第6位 「ulysses」
第8位 「Black crown」
●ユニークデザイン部門
ユニークデザイン賞 「Reincarnation」
ユニークマルコプ賞 「XMQ-1」
「Alis2」
■出場した機体とその特徴
推進式プロペラを搭載したTwin-boomタイプの双胴機。
F4U Corsairをモチーフにした機体。見た目と機動性の両立を実現した。
烈風をモチーフにした機体。飛ばしやすさに特化している。
Vテールとプッシャーを両立した機体。サーボモーターの積載位置や機首の長さを調整することで適切な重心位置を実現した。
新しくエネルギーベースの制御とLiDARによる位置推定に取り組んだ機体。
自動操縦に適した高い安定性を誇る機体。複数の推定方法により高精度の自己位置推定を実現した。
VTOL可能な3発機。固定翼機とマルチコプター両方の性質を併せ持つ。
あさりモチーフの平面形の双発円盤翼機。高迎角での低速性能と安定性をもつ。
自前で積層したCFRP製フレームで軽量化と剛性を両立させた大型なマルチコプター。自作FCで自動操縦にも取り組んだ。
FCとして自作基板を搭載し、クォータニオンとカルマンフィルターを用いた独自プログラムで姿勢制御を行う8発のマルチコプター。
マグナス効果を利用して飛ぶ飛行機。主翼の位置についている円筒が特徴。
チップジェット方式の大径ローターを搭載した変則マルチコプター。
初めて空中での前後反転を成功させた飛行機。空力中心の移動と特殊なミキシング設定、パイロットの操縦技術により前後反転を可能にした。
■全日本学生室内飛行ロボットコンテスト
一般社団法人日本航空宇宙学会のコンテストです。一般部門、自動操縦部門、マルチコプター部門、ユニークデザイン部門、ビギナー部門の5つの部門があります。詳細は、下記をご覧ください。