2023-01-27 環境資源科学実験Ⅰ(物理学応用)「木材の機械加工と安全教育、木材の乾燥、環境測定」

先週から紹介してきた農学部 環境資源科学科2年生の授業「環境資源科学実験Ⅰ(物理学応用)」の授業も今日で最後。
今日紹介するテーマは、安藤恵介講師の「木材の機械加工と安全教育、木材の乾燥、環境測定」だワン。

機器の使い方や計測の仕組みについての講義の後、3つの班に分かれて、騒音と粉塵の計測を行うワン。

写真1枚目の学生さんたちは、農学部本館前で、騒音計を使って騒音レベルを測定しているワン。
近づいて声をかけると、ハッケンコウケンの声にも騒音計が反応しちゃうから、ちょっと離れて見学させてもらうワン。

写真2枚目、3枚目は、粉塵を測っている班。

大学前の交差点とグラウンドの横で測って比べるんだワン。

写真4枚目は、丸ノコからの距離で、音圧はどのように変わるかを、精密騒音計を使って調べているところだワン。
丸ノコは、木工機械の中でも一番大きな音を立てる機械。
空回りすると大きな金属音が鳴ることがあり、それが作業する人の難聴の原因にもなるんだワン。
学生さんたちは、機械の音にどんな成分が多いかを調べ、理由を考察するんだワン。

3回にわたって紹介した農学部 環境資源科学科2年生の授業「環境資源科学実験Ⅰ(物理学応用)」の実験。
幅広い内容で、とってもおもしろかったワン!

1973年に、日本で初めて「環境」を専門に研究する学科として創設されたのは、農工大の環境保護学科なんだワン。
その歴史を受け継ぐ環境資源科学科の機軸となるのは「環境と資源」というキーワード。
生物学?物理学?化学および地学の基礎知識を土台に、地球環境に関する基礎的な内容から、より専門性の高い内容まで、幅広く教育を行っているワン。

環境や資源に関する問題を理解するためには、自然科学を広く、 かつ、深く理解していることが不可欠。
環境資源科学科で大切にしているのは、自然科学の基礎知識を豊富に身につけ、それらを応用して人類が直面する環境と資源にかかわる諸問題を理解して解決への道筋を組み立てる思考力を養成するための教育だワン。
実験科目や実習科目によって、知識と思考力だけでなく、それらの実践に必要な技能?技術を身に付けられるんだワン。

環境資源科学科インスタグラム @tuat_en

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