「持続可能な航空燃料(SAF)に関する国際環境認証及び新規原料開発に関するオープンプラットフォーム(SAF-OP)」を開設しました

2024年4月1日

 2050年カーボンニュートラルに向けて航空の脱炭素化への取組は不可欠です。その中で、バイオマスや廃棄物等から製造される持続可能な航空燃料(SAF)は、二酸化炭素排出量を大幅に削減できることから高い期待が寄せられています。世界的には、国際航空運送協会(IATA)及び国際民間航空機関(ICAO)により、「2050 年に航空分野におけるCO2総排出量実質ゼロ」の目標が定められています。さらに、国内においても、「(2030年に)本邦エアラインが使用する航空燃料の10%をSAF に置き換える」とする目標が定められており、SAF需要が高まっています。しかし、SAFの安定的な供給に向けては、原料の確保や技術開発等多くの課題が存在しています。そのため、2050 年を見据えた長期ロードマップに加えて、2030 年のSAF供給目標を達成するために具体的な供給体制を確立していくことが必要です。
 そこで、本学では「持続可能な航空燃料 (SAF)に関する国際環境認証及び新規原料開発に関するオープンプラットフォーム(SAF-OP)」を設立し、SAF原料等(ポンガミア等)の安定供給に資する技術開発やSAFの事業化体制の構築などに向けた産学官連携の取組を申博_申博信用网-官网6年4月1日より開始いたしました。SAF-OPは本学主導のオープンイノベーションの場として今後活動をしてまいります。本取り組みにご関心を頂けましたら、下記問い合わせ先までご連絡頂けますと幸いです。


◆お問い合わせ先
グローバルイノベーション研究院
特任助教 村田智志
住所 : 〒184-8588 東京都小金井市中町 2-24-16
e-mail : s-murata(ここに@を入れてください)go.tuat.ac.jp
TEL : 042-388-7021

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